はっ、どうゆうことだよ。
俺は目の前の光景に
息ができないくらいに驚いた
「風邪を引いたくらいで
学校を休むんじゃない!
誰がお前の学費払ってる
と思ってるんだ?」
鈴夏の父親らしき男が
鈴夏の上に馬乗りになって
鈴夏を殴りつけている。
服を脱がされ鈴夏の綺麗な肌が
見えていた。
その肌には無数にアザがあった。
鈴夏が今までに
されてきたことがわかった。
「やめろ!
鈴夏から離れろ!」
俺はいても立ってもいられなくて
ただ叫んで男を殴りつけて
鈴夏から離れさせた。
「…修!?」
びっくりしたような顔で
俺を見つめる鈴夏。
「お前は誰なんだ!
人の家に勝手に入っておいて
私を、殴りつけるなんて
どうゆうつもりだ!
警察をよぶぞ!」
「鈴夏のクラスメイトだ!
警察を呼ぶなら呼べばいい。
捕まるのは俺じゃなくて
お前だろう?」
「…ッチ。
クソガキが。
生意気なんだよ
鈴夏!お前はいつも
男を連れ込んでいたんだな?」
そう言って鈴夏の頭を
床に殴りつける。
「痛いっ!ヤメテよ…。」
泣きじゃくる鈴夏。
俺、どうしたらいいんだよ。