そんなある日




鈴夏が学校にこなかった。
しかも3日間も。




俺は心配で仕方なかった
クラスの奴らや先生にも
言われて
お見舞いに行くことになった。





まじで…
これ、鈴夏の家?
てかアイツひとり暮らしかよ!
イヤイヤ!やばくないか?



俺はなかなかインターホンが
鳴らせなくて
玄関でそわそわとしていた。




ガシャーン!




ん?
何の音だ?
ガラスかなんか割れた?


「〜〜〜っだろ!」


「〜〜〜ってば!」




言い合いしてるのか?
しかも男の声が聞こえる。



ガタガタ!




「イヤー!ヤだっ!!」




鈴夏の叫び声が聞こえた。
俺はいても立っても
いられなくなって
玄関のドアを開けた。




カギが開いていて良かった。