「まっ、今は友達としてでも
いつか俺のこと男として
ちゃんと見てな?」
「…うん
でも、できなかったら
どうしよう。」
「そんなこと言うなよ〜
俺はいつでも待ってるよ。
優梨が俺んとこ来るまで…」
「……うん。」
「そんな困った顔すんなよ。
困らすつもりで
言ったんじゃない。」
「ありがとう。」
そう言って笑った。
「うん、それでいい!」
キョーちゃんそう言って
あたしわ抱きよせた。
バタン!
「あぁ〜!ってめぇ、
優梨に何してんだよ!」
修が屋上に入ってきて
勢いよくキョーちゃんから
あたしを引っ張る。
「わっちょっと、修。」
勢いよく引っ張られて
よろめくあたしを
支えてくれる修。
「邪魔すんなよ、修。
しかも何、
俺から優梨とってんの?」
「お前が手出すからだろ!
優梨も流されてんじゃねぇよ!」
ふふ、修おもしろい。
超必死だし。