「お前、まじありえねぇ。
なんなの?わざわざ来たのに」
えー!うそでしょ!
なんで修がここにいるの!?
「なっ、なんで?」
「はぁ〜、お前のことだから
遅刻するだろうって思ったんだよ。」
修はため息をついて言った。
「おい!てめぇ優梨に何してんだ?
優梨から離れろよ!」
あぁ、バカ。
晃空気読めてないよ…。
って言ってもあたしが
叫んで呼んだんだけどね。
「晃、ちがうの!
あたしが間違えちゃって!」
「優梨は黙ってて。」
あちゃー。
これはヤバい。たぶん修怒る。
修の顔が超不機嫌だよ。
「てかお前ダレ?
優梨のストーカー?」
晃…それ以上は言わないで。
「おい、無視すんなよ。
優梨に手出したらマジ許さねぇぞ。
お前さっさと消えろよ!」
「優梨、行くぞ?」
修はあたしの手を引っ張る。
ちょっと痛い…。
かなり怒ってるよねこれは。
「優梨行くなって!
そいつストーカーなんだろ!?
ついていったら何されるか
わかんないんだぞ?」
「なぁ、俺あいつ殴りたい。
あいつなに?お前の彼氏?」
「ち、違うよ!
幼なじみなだけだよ!」
「じゃっ殴ってい?」
「ごめんね!晃に間違えって
ちゃんと説明するからっ!
殴っちやダメだよ!?」
修は不機嫌そうに頷いた。
ドコッ!
…………泣いてもいいですか?
「…いってぇ!
なんなんだよお前うぜぇな!」
晃の拳がみごとに顔に当たった
修はかなり怒ってる。
ありえない………
晃のバカ〜〜!