アドレスを開くと聡と航の番号とアドレスだけが登録されていた


「航、ありがとう」


航は「ああ」と言い、窓の外に視線を向けた


嬉しくて早速携帯に夢中になり、航の耳が真っ赤だなんて気づかなく、それを見ていた助手席の聡が笑っていたことも知らなかった