「菜津実…」


航の切なそうな声にあの場所で航に触れられた時の事を思い出し、身体が熱くなる


青い瞳…近くで感じた声、体温


このまま…


そう思っていたら、急に抱きしめられていた腕の力が緩み


「…おやすみ」


航は部屋に戻っていった