「暁おかえり~…東西と遊び?」

幸が部屋の扉を開ける。

幸と暁は同じ部屋だから無理もない。

「うん。幸は?…っ…川瀬っ!!」

暁は声を変えた。

「どうも~♪」

私は嫌味ったらしく言った。

そして東西との事をみんなに話した。

「ふーん。そっかあ。千君諦めたの?」

裕貴が心配気な顔をして私に問いかけた。

私は東西がいたため、本心と裏腹な事を口にした。

「うん。千、冷めちゃった!!」

幸と暁の部屋で帰る時間になるまでみんなで話をした。