「まっ、1人で悩むなってこと!!」

美麗が歩いてきた。

「裕貴に話せなくたって、私らいるんだからね!!3人も!!それから…裕貴!!叩くのはまずいでしょ!!先生が見てたら、怒られた上に反省分だって!!とにかくカラオケでほとんど気付いてないからよかったけど…。」

幸も来た。

「1人で悩むのはやめな。次からはちゃんと言うんだよ。」

宝が優しく言ってくれた。

「叩いてごめんねぇっ…!!」

裕貴はまだ泣いている。

「うん、いいよっ!!」

ほっぺたは、まだ、ひりひり、じんじんと痛かったけど、親友の優しさを感じた。

私は一人じゃない。

だから、悩み苦しんだら、みんなに…相談すればいいんだよね!!

ありがとう!!