「まずはラーメン食べたいよー。」

光太が言ったので私達は近くのラーメン屋に入った。

たくさん食べなきゃいけないので私は雪女と1つのラーメンをわけ合って食べた。

それからラーメン屋を2、3軒回った。

私と雪女はすでにお腹いっぱいになっていた。

それからも中華や寿司、イタリアンやフレンチ…本当に色々なものを食べた。

時計を見ると正午過ぎだったのでホテルへ戻り、部屋で6人で遊んでいた。

他の班も続々と戻ってきた。

そして14時30分、男子が荷造りを始めたので、私と雪女も部屋へ戻って荷造りを始めた。

「やばーい!!さみしーっ!!」

「だよね。でも…楽しかったね!!」

雪女はそう言うと照れ始めた。

(あっ!!雪ちゃん、告ったし~!!)

「返事もらった?」

私はにやにやしながら聞く。

「うん。考えるって!!ちょっと見込みあるかも!!」

その時、私の頭を横切ったもの…それは…裕貴…。

(たしか千に告るって言ってたな…。)

そんなことを考えていると携帯が鳴った。

"受信 裕貴"

『告白しましたー!!バス集合っ☆』

"送信 裕貴"

『了解っ(^^)今すぐ行くね↑↑』

パチン…

「雪ちゃん、バス行こっか♪」