「あっ…。」

ボールがサッカーをしている男子達の方へ飛んでいってしまった。

「秋~とってきて~。」

幸が言う。

「うん♪おっけー!!」

私は走ってボールをとりに行く。

ボールをとめてくれたのは千だった。

「あー千!!ありがとう♪」

「うん。はい!!…と見せかけて…おりゃーっ!!」

千はボールを勢いよく幸達の方へ蹴り飛ばした。

「あーっ。せっかくとりにきたのに~。千のばーかっ!!」

私はそう言うと走って元の場所へ戻っていった。

体育が終わり、制服に着替え、授業はたんたんと終わり、あっという間に給食になった。

給食の時間は楽しいから好きだ。