次の日、直人と遊ぶことになった。

お互いのお土産を交換しあい、公園でゆっくり時を過ごした。

私は千のことを相談した。

「まだ千がすきで、忘れられないの…。友達でいてって言われたけど、もう友達じゃいたくないの。だって、すきなんだもん…。」

私は直人の目を見ずに空を見つめて言った。

「忘れられないなら踏ん切りがつくまで思い続ければいいと思う。友達としていくのが辛いなら覚悟決めなきゃね。」

直人は優しかった。

千とはどこか違う優しさを持ってて…私は直人に惹かれていった。