昼は、成美と愛心とご飯を食べる約束をしていた。

待ち合わせ場所に向かい、成美と愛心と合流した。

「2人には本当にお世話になったね…。」

「何言ってんの?友達じゃん。それに、美麗ちゃんが秋花にああ言ってくれなかったら、関わる事なく過ぎていたかもしれないあたし達だしね。」

また泣きそうになる。

「泣かない!!」

「はい!!」

優しくて…強い成美と愛心。

出会えてよかった。

関われてよかった。

今では美麗に感謝しているの。

たしかに、あの時美麗に言われた事は本当に傷つけられた。

でも、美麗が私を想って言ってくれたんだってこと、今ならわかる。

私が愛した人達…私を愛してくれた人達…きっと一生忘れないから。

みんなとの出会いも別れも胸に刻んで生きていく。