千には別の形で幸せになってほしい。

これが私の出した結論だった。

私が想い続けていても、もう千に想いが届くことはないから。

千がすきなひとと結ばれるのを願うこと。

私が千を忘れること。

それが2人にとっての幸せなんだと思った。

始まりがあればいつか終わりが来る。

自分達の終わりを今、実感していた。