千からの電話の後、裕貴からの電話があった。

「もしもし?

「秋ちゃん、今、千君からイヴ誘われたでしょ?」

「え…。」

「今、唆弥君からメールあった。イヴ行ってきなよ。今ならきっと…」

「そう…。うん!!ありがと。」

そう言って電話を切り、私は千に手紙を書くことにした。

言葉にしたら、また言えなさそうだから。

【千へ
イヴ予定空きました。
千と一緒にいられるよ☆
何度もごめんね。
千がすきって言ってくれたこと、待っててくれるって言ったこと。
すごく嬉しかった。
私の気持ちが100%になるまでもう少し待っててください。
秋花より】

書き終えると、眠りについた。

夢を見た…。

幸せな気持ちとは反対に、悲しい夢を。