私は先生に事情を説明した。

先生からはとりあえず許可が出た。

私は先生に頭を下げると、校門付近へと急いだ。

「幸ちゃんっ!!許可下りた!!」

「ありがとう!!」

しばらくするとタクシーが到着した。

「行ってくる!!」

「あ…幸ちゃん。美麗に付き合ってあげてくれない?一人にできないから…。あれなら私行くからさ。」

「ばかっ!!美麗と一緒にいるよ。ノート、頼んだよっ!!」

そして、美麗と幸を乗せたタクシーは走っていった。

私と裕貴は教室に戻った。