悠真に美麗を預けた。

悠真が美麗を起こす。

「美麗!!今からお前の家に送りに行くからな!!」

悠真の声に美麗が起きた。

「悠君~☆だいすきっ!!」

酔っている美麗は悠真に抱きついた。

「かなり酔ってるね。じゃ、悠真君、美麗をよろしくね!!」

「おうっ!!て…秋花ちゃんは?」

「今から帰るとこだよ?」

「危ないよ。」

「平気だよ☆近いから!!それより、美麗をよろしくね!!」

そう言い残して、私は自転車をこぎ始めた。

暗い道を通って帰る。

遠回りすれば明るい道もあったが、早く家に帰りたかったために暗い道を通って帰ることを選んだ。