私は着替えて自転車に乗った。

自転車をこいでいると携帯が鳴った。

"着信 宝"

「もしもし…。」

「あ、秋花?今日大丈夫だった?」

優しい宝の声が耳に響く。

「うん!!ありがとう。なんか用事あった?」

「明日、2人で打ち上げしようよ!!秋花のとこ行くからさ。」

「あ…うん。いいよ。」

「よかった。じゃあね!!」

そう言って電話は切れた。

集合場所に着くと、みんなそろっていた。

部屋に入り、歌い出す。

美麗は酒を持参していて、飲み始めた。

「こら~美麗っ!!」

幸が注意したが美麗は聞かなかった。

5、6本飲んで美麗は寝てしまった。

「私、美麗を送ってくから帰るわ!!」

私はそう言うと美麗を抱き抱えた。

「美麗~…。」

何度呼びかけても起きなかったので、私は美麗の彼氏を呼んだ。

プルルルッ♪

「もしもし…。」

「あ、悠真君?ちょっとJNまで迎えきてくんない?美麗が酔っちゃってさ!!」

「マジ?迷惑かけてゴメン!!すぐ行くからっ!!」

ブチッ…。