「よ、呼び捨てにした!!」 あたしは、目をまん丸くしてから言った。 「あ、くせで。」 癖? なんで、癖で言うのよ? 「ま、そこはいいとして。またあとでね。」 そういって、七瀬夏は前を向いた。 なんで、またあとでなんだ? あたし、関係ないし!! 「担任の村上です。」 担任紹介があるなかもあたしは、七瀬の言葉を考えていた。