―MYhome―
 
「ただいま」

って言って入っても今の時間は誰もいない。

「むなしいなぁ」

こんな言葉も声に出してしまうほど寂しい空気が流れていた。


とりあえずソファーに横になってテレビをつけてみる。

ボーっとテレビをみているうちに寝てしまっていた。




――ガチャッ


「ただいまぁ」
この声で目を覚ました


リビングに近づいてくるママの足音。

「はな、早退したんだって?熱はかってみた?」

「帰ってからはまだ」

「じゃあ計ってみて。あとゼリー買ってきたからね」

「うん」


あたしは立ち上って体温計を棚から取り出し、またソファーにねっころがった。