あたしは、咲良について行った……

――なんで…?

なんで…あたしは…

咲良について行っているんだろう……?

あたしは、咲良が嫌いなのに…

憎いはずなのに……

――どうして…?

そんな事を…ずっと考えていた……

――そして、屋上についた……

―――屋上―――

ヒュゥゥゥ……


風が強い…

あたしは、咲良にバレないように、ドアの後ろに隠れた…

すると…

ひ…ッ……く……ッ……

――泣き声がする…

………まさか....