「ふぅ~疲れた…」


あたしはそうつぶやいて、中庭のベンチに座った。



「リーコっ!何ぼんやりしてんのよ!!」



「わぁぁ!」



突然後ろから肩を叩かれたので思わず大きな声をだしてしまった!



「ゆき~!急に来るからびっくりしたじゃん!」


「ゴメン、ゴメン!」


そう言ってあたしの隣に座ったのは


ゆきこと白田優季奈。