返事をして3日後 新宿の映画館に行った
汚く狭い映画館には人があまり入ってなくて本当に青春映画ははじまるのか もしかしたら昭和の恋愛映画がはじまるんじゃないのか と町田に聞いた
町田は シーっと言ってスクリーンを指差した

スクリーンには僕たちぐらいの奴らが暴れたり夢に向かって突っ走ったりそれぞれの生き方ってゆーか

‥まさに青春映画だった映画が終わりかける頃
僕は聴き覚えのある音を聴いた

ミッシェルガンエレファントだ。

鳥肌がたった
何か自分が自分の心の中で大声で叫んでいて
ヤバいヤバいと心の中で叫び続けた
とにかくヤバかった

映画が終わって町田に感想は?と聞かれた

俺は「ヤバいね」と言って笑った