休み時間慶太先輩が教室にやってきた。
「慶太ーっ」
夏希ははしゃぐように慶太先輩の元へ
いいなあ ラブラブで
うちもそんな恋できるかな?
恋と考えると凌先輩が浮かび上がってくる。
好きなのかな?
そんなことを考えていると
「真帆ー 今日放課後ひま? 4人で凌先輩の家に行きたいらしいけどどうする?」
凌先輩の家に?
どうしようかな…
金持ちの家だよね?
逃げてばっかじゃだめだよね…
「行く…」
「真帆行くの!?」
「うん 逃げてばかりじゃだめだから…」
「真帆…強くなったね…」
夏希は慶太先輩に伝えに言った。
強くなった?私が?
よく理解できないでいた。