次の日の朝 私はすべてを夏希に話した。


「そうだったんだあ」


「ごめんねっ 凌先輩と2人きりになるような事して」

「夏希のせいじゃないょ…」

「真帆はどうするの?」

「なにを?」

「凌先輩との関係だよ これからも前みたいに接するの?」

前みたいになんて無理に決まってる。

第一

「凌先輩が私の事嫌ってるとおもうし…」

「なんで?」

「だってお金持ちが嫌いなんて言われたら嫌でしょ?」

「嫌かもしれないけど嫌いになるかはわからないよ」

「そうかなあ…」