ホールに着いたあたしたちは……
みぃちゃんのノロケ話につき合わされていた…(汗)
「でね!今日も会う約束してるんだ♪」
「「へぇ―よかったね」」
あたしと真優はもう棒読み←
みぃちゃんはピンクのオーラ出まくりで…恋する乙女。
人の恋バナ聞かないくせに、自分のことはちゃんと聞いてないと怒るんだよね。
でも、羨ましいなぁ…
好きな人とつき合うって、幸せだよね。
〜〜♪♪
「あっ、電話だ…」
めったにならない、あたしの携帯の着信音が…
画面には
着信 山寺 一喜
の文字。
「一喜からだ」
「へぇ…珍しいじゃん」
「ちょっと出てくるね」
そう言って席を立った。
ちなみに、真優とあたしと一喜は中学の同級生。
同クラで、同じグループだったから、一喜のことよく知ってるうちの一人。
.