別れなきゃ。

美那香に俺はふさわしくないから。

でも、美那香をスキって気持ちに勝てなかった。

俺を真っ直ぐ見つめる目。

そらせなかった。

距離を置く。

その一言を言うだけでも一苦労だったから。

俺は美那香にふさわしくない。

美那香がそう言ってフってくれる。

自分からは言えない。

未練たらたらだし。

馬鹿みたいに美那香に溺れてる自分がいた。