それからの美那香たちは、少しだけ変われた…かな。

「達也っ!水」

「おうっサンキュ!」

その横に、結と晴海くんがいた。

「晴海~今日は一段と暑いよね?」

「結~あっち行こ。熱中症なる」

そんなコト言われてもお構いなし。

だって…

「美那香。スキだよ」

隣には達也がいるから。

隣に達也がいるから、笑顔になれるから。