~達也side~

美那香となら、永遠を歩いて行ける。



進路どうしよ。

そう思いながら美那香とならんで帰っていたトキ。

「達也今日元気ない」

少しムスッとしている美那香。

「そっそうか!?元気なハズなんだけど」

「美那香には言えないんだ」

ひねくれてしまった美那香。

そんな意識しなかったけれど、俺にはウソをついたトキには目をそらすクセがあるらしい。

美那香は気付いているんだ。

ちゃんと俺のコト見てるんだ。