ど、どうしよ!!
何言えばいいの!?

頭パニクってきた…
取り敢えずなんか言わなきゃ!!




「ハ、ハロー…」


「「…………」」




涼子さんは固まってこっち見てるし、翔はなんか笑いこらえてるし!!


「ぷっ…美紅…」


は、恥ずかしい!!
笑いそうなの翔だけだし!!
周りしらけちゃってるし…





「んで…何してんの?」


「え、えっとですね…。」




何も考えてない!!
何いったらいいんだよ!?


詩音のバカ〜…




「こ、この前さプリン奢ってくれたじゃん!?あれがもんのすごく美味しくて生まれてきてよかったって思ちゃったからさ、あたしも翔に生まれてきてよかったって思うようなメロンパン奢ってあげるって約束したようなしてないようなだからさ…。今から行こっかな〜って…。」




なんか日本語おかしいよね!?
でもでもこれが精一杯っていうか…


おまけにプリン奢ってもらったことないし、メロンパン奢ってあげる約束もしてないんだよね。


翔…ここは空気を読んで!!









「…そうだったな。」




よっしゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!


翔よくやった!



なんだか翔がめちゃくちゃかっこよく見えるよ…。




「じゃあ行くか。」


「あ、うん。」




そしてあたしは無事に教室を脱出した。



そしてあたし達は屋上に向かった。