「何?つうか誰?」

「あ、あたしは安藤希美!ソフトボール部なの!」

「…安藤さん?何?」

「あ。希美でいいよ!あのね…が…好きなの…!」

告白だった。陸はなんて言うの…?お願いだから断って!
が、その願いは叶わなかった。

「わかった。よろしくな!」

───私の心は砕けちった