翔ちゃんが俺の体から離

れようと抵抗するけど、

俺は引き寄せたまま翔ち

ゃんを離さない。

暫くして諦めた翔ちゃん

がそのまま俺にもたれか

かる。

『いつまでこうしてるの

?何にも出来ないよ』

「ん。もう少し」

俺が少し甘えた声を出す

と翔ちゃんはそのままで

いてくれた。

『もうそろそろいい?』

本当はもう少しこうして

いたかったけど、仕方な

いから翔ちゃんを離した



『部屋行った方がいいよ



「もう起きるからいい」

起きると一つ大きく伸び

をした。眠らないのと少

しでも眠るのではやはり

違いは大きい。