ピンポーン――


いつものようにインターホンを押すがもちろん返事はない。


「聖〜」


部屋主の名前を呼んでも返事はなくて。
ただ微かに奥から布が擦れる音が聞こえた。



またか。




「んぁっ…ん」


ベッドのかすれる音が聞こえる

それに交じれて誰か知らない
女の声が聞こえる。



そうだよ。
いつものこと。


ルックスのいい聖が女の人を
連れ込んでいて当然なの。




「しょ…ぉ~…ぁあっ」


女の少し大きな声が聞こえて


行為が終わった。