その事を聞いたA国の男は急いで博士の所に飛んできた。

「博士! 先程の男は敵の軍の者ですよ! 無重力装置を飛行機に取り付けられたら我が国はおしまいだ!」

「なんと! だがあんなもの、飛行機に取り付けてもなんの役にもたたんぞ」