「ちょっと…!?
保健室では静かにっ…ってあら?」



優月ちゃんの苦しそうな表情を見て
先生は急いで体温計やら
冷えピタやら持ってきた





「…熱は…って40度近くあるじゃない!
病院へ行きましょう!!」



先生は職員室に戻り担任と話してくると言い
バタバタと保健室を出て行った




(…優月ちゃん…)



授業といって優月ちゃんから
目を離したのを酷く後悔した



ぎゅっと手を握って優月ちゃんが
少しでも楽になれるよう願った