「あ、優月ちゃん目覚めた?」



パックのジュースを2つ持ち
目の前に現れたのは、澤田。




「……なぜ、澤田?」



なんとなくの嬉しさと
なぜ澤田がここにいるのかという疑問で
頭が混乱した




「んー、覚えてないの?」



…覚えてないの?

って、なにが??



あれ…私なんで保健室にいるんだっけ…?



あ、そうだ…

体育の時間に全身強打したんだ…


それからの記憶ないって事は
意識失っちゃったんだ私…



「…思い出した?」


「うん、なんとなくは」



澤田は近くの椅子をベットサイドまで
持ってきて、そこに腰を下ろした




あれ、ちょっと待って…



「…なぜ澤田?」



なんで澤田がここにいるの?