その声にイラッとしながらも
作り笑顔で対応。
「おー、体育着も可愛いじゃん!」
って、あほかーっ!!!
「ほんとー?ありがとぅ」
頬をピンクに染める女
いや、誰も本気で言ってねぇし。
「ちょっとぉ~
賢悟はあたしのなんだからねぇ!
人のもの取らないでよっ
…ね、賢悟?」
あー…確か、さっき言ってた
彼女面の女か……
勝手に人の腕に絡みつきやがってよ…
「うーん…悪いけど、
君を彼女にした覚えないんだけど?」
「え、なんで…?
昨日ヤったじゃん!!」
「あー……
ここんいいるみんなと
俺は関係を持ってるよ?」
優しい言い方をするが
本当は突き飛ばしたいくらいだ
「さ、最っ低!!!」
女は泣きながらどこかへ行った
ってか、勝手な思い込みしといて
俺を最低呼ばわりするなっつの!