「………はぁ!?」



俺の思考回路も一瞬停止した。




なにを言い出すかと思えば…


あほなこと言いやがる。





「ま、信じなくてもいいけどね~
じゃ、俺は行くよ」




体育館に着いたところで
拓真は俺から離れていった



「ちょっと…!!」


「「「賢悟ぉ~」」」



俺の拓真を呼ぶ声は
見事に取り巻きたちの声に
かき消されてしまった