「ちょ、ちょっと待って…」



手で顔を覆い隠して私から顔をそらした



「なにしてんの?…って、あ…」



隠れ切れなかった賢悟の耳が
真っ赤に染まってるのを見て
不思議に思った



「…なんで賢悟が照れんの?」



「あんまりさ…可愛いこと言わないでくれる?」




ぼそぼそって言った賢悟の声が
上手く聞き取れず賢悟の顔を覗き込んだ





「………っん!!」




急に手を掴まれたかと思うと
次の瞬間にはキスされてた