「まぁまぁ…それならうちに来たら?
お昼もまだだし、お父さんもいないし」



「…しょーがないなぁ…
賢悟は?それでいい?」



「優月んち行きたーいっ」



「それじゃ、私は帰るね」



「え?菜々子帰っちゃうの?」



「これから私もデートですから♪」




菜々子ちゃんピンクオーラでまくりですよー
そーとう好きなんだねぇ、彼氏のこと





「私たちも行きましょう?
下でお弟子さんが車を回してくださっているから」





お母さんの一言で私達は病室を後にした