痛いっ……泣
「やっぱり、華はまだまだお子ちゃまだなぁ?」
「うっ……バカーーっ!!!!」
あたしは、啓飛に向かって叫んだ。
でもね、知ってるんだ。
啓飛の耳が、ちょっとだけ赤くなってたこと。
だから……
あたしもちょっとだけ、自惚れてもいいですか?
少しでも成長した って
オトナ になれたって思ってもいい?
啓飛と言い合いをしながら
嬉しい気持ちで満たされる。
やっぱり、ダイスキだよ。
その意地悪なところも
優しい瞳も、整った顔も
低く甘い声も
全部全部、ダイスキ。
.
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…