「・・・ふぅ・・・。」 ドアの前で深く深呼吸をして 一番奥に座っている部長のデスクを目指して足を進める」 「部長、おはようございます!昨日はすみませんでした。」 言いたかったことを一気に発して 深く深く頭を下げる。 「いやいや、北浦くんも大変だったな。 私のことは気にしないでいいから 顔をあげなさい。」 頭の上から降ってくる優しい言葉に 私は頭をあげた。