「ん?もっと年上だと思ってた?」

グラスを持ちながらいたずらに笑う本郷さん。


本当にそう思ってたんだから否定もできない。




「・・・・すみません。」



「ははっ。素直な子なんだな。
別に気にしてない。この年にもなって年下に見える方がつらい。」




「そうですか?私は若く見られる方がいいですけど・・・。」




「それは君が女性だからさ。 さぁ冷めてしまったけど食べようか。」