「何言ってるんだ!!葉月は何も悪くない!!あいつの本性を見破れなかったパパ達が行けなかったんだ。」




パパは床に正座をしている私の腕を引っ張り立ち上がらせてくれる。





「今回のことなんか忘れて また恋しなさい!! 葉月ちゃんママに似ていい女なんだから大地君なんかよりいい人が見つかるわよ!!」



ポンッと背中を叩いて励ましてくれるママ








「パパ、ママありがとう。
大地のことなんか気にしてないよ?
ここまで気がつかなかった自分自身には腹がたつけどね」