そう言って立ち上がった私の腕をママが掴む。


「葉月ちゃんは此処にいなさい。向こうのご両親とママ達に任せて」



「任せてって……これは私の結婚式でしょ?私がみんなにお詫びしなきゃ……」




「悪いのは向こうなんだから!!葉月ちゃんは此処にいるの!!………葉月ちゃんを好奇の目に晒したくないの…分かってくれるでしょう?」