ようやく笑いがおさまると、 先生は口を開いた。 「いいよ」 「…は!?」 「彼女にしてやってもいいよ」 「…してやってもって!」 「?」 「上から目線…」 「何、ダメなわけ?」 そんな目で見つめられたら…… 「い、いいです」 「あのさ」 「はい」 「今日は帰さないからな?」 わかってる… 知ってるよ!! 「……はい」 先生… 狼みたいな先生 大好きだよ!! ‐END‐