「ありがとうございました」


店員の言葉を背に、私は帰路へ着く


片手にはお菓子や飲み物が入ったビニール袋


数分もしないうちにアパートの前まで着いていた


中へ入ろうとした時、頭上から熊のぬいぐるみが落ちてきた


「きゃっ…!!」


もちろんぬいぐるみが頭に直撃しても痛くない。


「危ないなー」


私はぬいぐるみが落ちて来た頭上を見上げる


そこには綺麗に瞬く星だけだった