「女々しいヤツだなー、お前」
林田くんはダルそう。
名前も今だに分からない
新キャラさんは急にアタシに
向き直してから…
「碧唯の彼女さん、
本当にゴメンね!?
あ、大丈夫だよ!!
碧唯はね、これ見ないから!!!」
自信満々に言いましたが、
「あの、彼女ではないです!!
むしろ、勉学のライバルです!!」
アタシの発言に少し拍子抜け。
「え!?彼女じゃないの?
勉学のライバル!?え?」
自分の想像と違ったみたいで
ちょっと混乱している様子。
「はい!!私、成績で神崎くんを
いつか抜きたいと思ってます!!」
「だから、お前じゃ無理だろー」
またもや林田くん参加。
「無理じゃない!!!」
無理だと諦めたくない。