「…女」


部屋の片隅にアタシを
見ている一人の男の子がいた。



ボーっとしたような顔つきで
髪は金のような茶色でパーマ。


さっきの男の子みたいに
中学生のように感じた。



「潤、近付くなよー!!」

林田くんは適当な感じで言った。




「…当たり前」

男の子は林田くんのいる横の
ソファーに膝を抱えるように座った。


あれだ!分かりやすくいうと
デズノートのLみたいな座り方。



「功夜ぁ―――!!!
やっと手に入れたぞ!!
妹とヤるAぶ‥ぃ…
え!?実物持ってきてヤる感じ!?」


新しいキャラが部屋に入ってきた。



しかも、初っぱなから
男の子の好きなDVDの話をして。



しかも、
アタシが妹の実物!?



アタシ、ヤられる為に
ここにいるのかッ!?


んな、訳ない…


てか、妹とヤるのが
見たいなんて…凄いな、、