家に帰ると今日は
帰りが早かったのか
お姉ちゃんがいた。



「お姉ちゃぁあん!!!」




アタシはソファに
座るお姉ちゃんにしがみついた。




「お帰りーってイキナリ何よ!!」




「お姉ちゃん、
神崎碧唯って知ってる?」



お姉ちゃんは驚いた顔をして…



「あぁ、まぁ知ってるよね…」


低くなったトーンの声で言った。







普通の人は知ってんだ…