アイツはよく笑う奴だ… そう思った。 それが第一印象… 俺を囲む奴らはみんな 素行が悪い奴だらけで… そんな奴らを引き連れてる俺も悪い奴で。 「神崎くん頭いいんだねっ」 急に話かけられた。 「何?」 「僕ね、君に憧れてるんだ!!」 憧れてる? 「怖くないの?俺が」 俺を見る奴らはみんな 俺を俺の周りの連れを怖がる。 「うん!!怖いっ!! けど、僕、神崎くんと 仲良くなりたかったから」 そう言ってアイツは笑ってた。